




8月21日の報道関係の軍艦島上陸に関して
昨日から本日までTV、新聞などで軍艦島上陸レポートが出ました。
島の荒れ果てた様子や31年の月日がここまでも無残に崩壊をしている現状を
報告されていました。
近代化遺産としての注目されていることは確かであるが
今後のこの島をいかに保存できるのかの問題提起があまりにも少なすぎるような気がします。
島のハード的な部分は確かに修復には莫大な資金が必要であることも確かである。
近代化遺産であるこの島をなぜ保存しなければならないのかの問いかけには
誰も答えようとはしていない。ほおって置けばいつかは滅び崩壊するだろう。しかい今こそ伝えるための手立てが必要な時代に来ていると思われてしかたない。
なぜこのような島ができたのか。この島が果たした役目は。こ島の歴史的な暗部も含めて
我々は伝承していく必要があると考える。
荒廃を食い止める方法があるとすれば我々の過去への真摯な感謝と未来へ向けての人々の知恵であろうと思うのである。
調査においても市のレベルから県、国、世界レベルでの保存を前提とした調査を望みたい。
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