2006年11月14日

世界遺産へ13カ所 九州知事会研究委 候補リスト決定

  
 九州・山口に残る石炭産業や鉄鋼業などの産業遺構の世界遺産登録を目指し、九州地方知事会が設置した「九州近代化産業遺産研究委員会」(委員長・西村幸夫東大大学院教授、10人)が14日、福岡市で開かれ、6県の13カ所を暫定リスト入りの候補とすることを了承した。

 候補は3池炭鉱旧万田坑・宮原坑(熊本県荒尾市、福岡県大牟田市)や旧尚古集成館機械工場(鹿児島市)、「軍艦島」の通称で知られる端島炭坑(長崎市)など。今後、産業遺構のある県、自治体は、所有者の同意を得た上で11月末までに合同で文化庁に提案し、世界遺産暫定リストへの追加を要請する。

 なお、三井田川炭鉱のやぐらと煙突(福岡県田川市)など、旧産炭地・筑豊地方の産業遺構についても提案に盛り込む協議事項としている。

 委員会は、点在する産業遺構を「九州を中心とする近代化産業遺産群」(仮称)として一体感をアピールするよう提案。「西洋技術の導入から約50年で飛躍的な経済成長を成し遂げた世界的な事例の歴史的事実の証左」と意義付けている。

 ●世界遺産登録に向けた「暫定リスト入り」候補 
官営八幡製鉄所東田第1高炉(北九州市)
三井石炭鉱業三池炭鉱宮原坑施設 (福岡県大牟田市)
旧グラバー住宅 (長崎市)
小菅修船場 ( 同 )
北渓井坑跡 ( 同 )
端島炭坑 ( 同 )
三井石炭鉱業三池炭鉱旧万田坑施設(熊本県荒尾市)
旧尚古集成館(反射炉・溶鉱炉) (鹿児島市)
旧尚古集成館機械工場 ( 同 )
旧鹿児島紡績所技師館 ( 同 )
萩反射炉  (山口県萩市)
旧高取家住宅 (佐賀県唐津市)
三角旧港(三角西港)施設 (熊本県宇城市)

=2006/11/14付 西日本新聞夕刊=より抜粋

posted by dyg at 16:57| 長崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 速報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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