2005年02月23日

65号棟

image65.jpg

この写真はこの軍艦島の最大の住宅65号棟。(昭和24年完成)
ここの向かって左の最上階9階が私の住んでいたところだ。奥から二軒目のベランダに
私の1畳ばかりの部屋があった。
父が私のために、こしらえてくれたものだ。
下に見えるが端島公園、毎日子どもたちのにぎやかな声が聞こえていた。
昼は多くのベランダに洗濯物がゆれていた。
夜はにぎやかな声と、灯りが灯る部屋々。。。
風呂は共同風呂(一部職員の社宅には内風呂があったが)でトイレは
向かって左の棟と真ん中の棟は共同トイレであった。
左の棟は昭和33年に完成したあたらしい棟(新65号棟)にはトイレが部屋にあった。
入口も古いほうの65号棟はガラス戸であったが新65号棟は鉄の入口であった。
階段においては旧の65号棟のほうがゆったりとした踊り場もあり
階段の勾配も緩やかであったが新の方は狭く勾配も少しあった。
人が多くなり始めた頃でとにかく多くの住人を住まわせるためにそういった傾向になって
行ったのだろうと思われるのである。
部屋は長屋のように真ん中に廊下があり夕方には隣近所のおかずのにおいが充満していた。
トイレがあろうとなかろうと差別なく育った時代である。
posted by dyg at 13:41| 長崎 | Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 
この建物の地下にある理容美容室の記事へ、
trackbackさせて頂きました。

隣近所のおかずのにおいが<充満>していた…
活気が溢れていた時の島の光景が浮かんできます。
ちょうどこの記事の写真の位置から撮影された、
灯りがいっぱい灯っている夜の写真を、
みてみたくなりました。
 


Posted by Kurosawa at 2005年02月24日 00:41
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軍艦島:地下理容美容室
Excerpt:     軍艦島の中でもよく知られた場所は、軍艦島関係の老舗サイトさんを初め、 沢山アップされていると思うので、 このブログでは、あまり知られていない所を取り上げていきたいと思います。 島内最大の建物..
Weblog: 廃墟徒然草 -Sweet Melancholly-
Tracked: 2005-02-24 00:09
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